この町内の片隅から

よく分からない

あんドーナツ

『次の◯◯駅では、特急列車通過待ちのため、2分ほど停車いたします。』


このアナウンスの電車に当たると、すごくがっかりしてしまいます。


ホームに到着し、バラバラと何人かが降りたあと、
開け放ったドア、
シンと静まり返った車内で
名も知らぬ人たちとボケッ〜と待つ時間は、
ほんの数分のことですが、
間抜けな時間に思えて、
損した気分になります。


他の場面でもっと時間をムダにしまくっているくせに。
たった2分のことなのに。







独特の製法で作る
『あんドーナツ』で有名な小さなパン屋さんがあります。
わたしの好きなこしあんです。
たまたま近くを通り掛かる用事があったので、
『あんドーナツ』
一個求めました。


必ず持参している筈の
ビニール袋が、カバンの何処を探しても見当たりません。
補充することを忘れたらしいです。


ふんだんにまぶされた砂糖がカバンの中にパラパラと散らばったら
イヤだなぁ、と
『3円!』支払って袋を1枚購入しました。


たぶん他でもっとムダ遣いしているクセに、
『3円!』すごく損した気分になりました。




ビニール袋(レジ袋)を補充しておこうと、溜め込んである袋の1枚を取り出したら、
長期間の保存で劣化してしまったのか、ちょっと触ったら
いとも簡単にパラパラと千切れてしまいました。





こんな気分になりました。



口直し