この町内の片隅から

よく分からない

キョーガク②



明るい日差しの下、
階段を降り、陸橋下を潜って向こう側に行こうとしました。



ん?何かあります。
看板?



えっ!



なんと!


一体そいつは何処にいるのか?
恐る恐る辺りを見回しましたが、何の気配もありません。
しんと静まり返っています。


不気味なほど静かです。



抜き足差し足忍び足


いるのかいないのか分からぬ彼を(彼女?)刺激しないよう
そぉっと陸橋下を潜り抜けました。



ようやく息をつくことができました。


もしかしたら、人気のない場所で起こりうるかも知れない
犯罪防止のための立て札か?
と思いました。


問い合わせても自治体が口を割る筈ありませんので、
真実は永久に分かりません。