半分セルフ
しばらくぶりに覗いたスーパーが、いつの間にか半分セルフレジになっていました。
何処に行ってもそうなんですが、いつも何となく決まった人のレジに並びます。
後ろが支えていなければ、二言三言、言葉を交わすこともできます。
半分セルフレジで品物をスキャンしてもらい、黙ったまま
慌ただしく精算機に回されました。
いつものレジの人は姿が見えません。
レジの台数も減らされていました。
無花果を買い忘れたので、夕方、うちから徒歩1分のスーパーに走りました。
1パック298円の無花果5個入りを2パック掴んでレジに行く途中、
魚屋さんに捕まりました。
『お!無花果か〜?昔は店で買わなくてもそこら辺にいっぱいあったもんだけどね。』
(盗っ人してたのか?)
『うんうん、今日は(今日も?)魚買わなくてごめん』
『いいよ。また来て』
どうしてもアイスが食べたくて途中のアイスコーナーに寄ってレジに行きました。
『このアイス、おいしいんですよね〜!チョコがガリっとしてるとこ』
『そうそう、添加物がいかんから食べんようにしてるけど、
ときどきすごい食べたくなる。』
何処もそういう流れか〜と、半分セルフレジにちょっと殺伐としましたが、
添加物が気になるチョコのアイスを食べた後、やっぱり後悔して
お腹が冷え冷えになりましたが、(もう食べない、やめた、抜け殻の写真)
役にも立たないくだらない話を思い返すと、少しだけ気持ちが温かくなります。
ずっとずっと先の未来、人が対応してくれる店、役にも立たない会話ができる店、
品物はともかく(いやいや品物が第一か?)
でも、そんな店が大評判になったりして…寂しい人に究極のサービス?まさかね?
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