この町内の片隅から

よく分からない

隣から、突然賑やかな笑い声がしました。



荷物を発送するため、郵便局の窓口で説明を受けていた時です。
ここを退職された元職員の方が旅行のお土産を持って、
元の職場を訪れたという格好のようでした。


元職員の方は、窓口の衝立を挟んで、局長らしき方ともう1人と
賑やかに話してみえます。
わたしの直ぐ隣で。



周りを見回すと、来店者はわたし1人でした。


賑やかな会話はなかなか終わりそうにないです。
お土産を渡してサッサと帰ればいいのに長いです。


だんだん気が滅入ってきました。
別にわたしは彼らの仲間でもなんでもないのですが、
聞きたくもない内輪の話が耳に入るにつれ、だんだん滅入ってきました。
アウェー感とでも言うのでしょうか。



出来るだけ急いで用を済ませ、外に出ましたが、
妙に居心地がわるい思いをしました。


帰り際、応対してくれた窓口の方の目の中に、
戸惑いと謝罪と同情の混ざったような
色が見えましたので、多少は救われた思いです。


今日は朝からネトネト重く纏わりつく空気でしたので、
つい思いだしてしまいました。




用事の序でに、息子にレターパックを送ったのですが、
数日経ってから、


『届いた。サンキュー』


…(サンキューだと⁉︎)驚きのあまり、また少し居心地がわるくなりました。



大丈夫かな?心配です。具合わるいのかな?


受け取っても連絡もせず、知らん顔してる息子の方が気が楽だなんて…







ここ2〜3日、なんとなく頭が重く、空気がネトネト重くなってきた、と
思っていたら、やっぱり降ってきました。



こんな顔でやり過ごすしかありません。