この町内の片隅から

よく分からない

悲しみの朝

起き抜けに、とてつもなくイヤな気がしました。


恐る恐る鏡を覗いたら
『あ!また腫れてる!』
泣きそうになりました。
何と!きょうは両方です。


どういう加減か分かりませんが、年に数回、瞼が腫れることがあります。
時間があるときだったら構いませんが、その日は初めての方とお会いする日でした。
(事情は省きますが、見合いじゃないです、当たり前か)
初めて会う人にこの顔を、この瞼を見せるのか!
そう思ったら、悲しみと絶望しかなく
ズブズブズブと底なし沼に落ちていくような疲労感を覚え、起きたばかりというのに
グッタリと力が抜けました。




とにかく常備してある目薬をじゃぶじゃぶ!
(いや?ただ垂れるだけでしょ?勿体無い)
目薬じゃ間に合わない!



冷凍庫の保冷剤をガーゼに包んでぐいぐいぐい、瞼に強く押し付けたあまり、
へんな跡がついてしまいました。



ご飯も食べず、ただひたすら瞼を冷やし続けた2時間。
再び鏡を見ても努力の甲斐なし。やはり時間が足りません。



仕方がないので、腫れぼったいまま出かけました。
なるべく下を向いていたら分からないかも知れないし。
(へんな人と思われるだけか…へんだから今更いいか)


事情はお話ししたのですが、自分の瞼ばかりが気になって落ち着かない1日でした。
すこしは引きましたが、夜になってもまだ腫れぼったかったです。