雪がうっすら積もった日
【ある冬の日の日記】
(実際の日記は、です・ます調ではありません)
今日もまた、一箇所だけ特別清掃しました。
去年も一昨年も、大掃除というものをしなかったので、毎日一箇所だけ特別清掃をしようと、突然思い立ったのです。
ほんの少しずつですから、終了した頃、いちばん最初に手がけた箇所は再び埃にまみれているかもしれません。
今日は、新聞の切り抜きを大事に保存したファイルだとか、
図書館でコピーした料理メモのファイルだとか、
使い差しのノートだとか、まとまりなくごちゃごちゃしているボックスとその周辺です。
ファイルをパラパラめくると、懐かしい記事がどっさり現れました。
一度も再現したことがない、魅惑的なレシピのコピーもどっさり現れました。
(見てしまうと何年経っても堂々巡りだ、一瞬でもためらってはいけない)
未練を断ち切り、自分を励まし、全部ゴミ袋に移動です。
ボックス周りは、たいへんな埃や髪の毛でした。
一体どこから埃はやってくるのでしょう。
溜まってほしくないものに限って、勝手にどんどん溜まります。
雑巾掛けしたり、掃除機をかけたり、立ったり座ったりするからか、
はたまた寒さのせいか、宥めてごまかしている腰痛が、そろそろと目を覚ましたようです。
寒さのせいか、昨夜からお腹も痛くて食欲がありません。
それでも少しだけ空腹を覚えたので、超熟食パンにチョコレートとブルーベリージャムを挟んで食べました。
食パンにチョコレートを3つばかりのせてレンジで30秒。
柔らかく溶けだしたチョコレートに、ブルーベリージャムを重ねるのです。
ほどよい甘さと酸味を挟んだサンドイッチは、おやつパンとして最適です。

はじめて食べたときは感動的なおいしさでしたが、今日はそれほど感動しませんでした。
きっとお腹が痛いからです。
少し寒さが和らぐといいのですが、とにかく毎日寒くて仕方ないです。
(寒い、寒い)と、ついうっかり唱えてしまうので、ますます寒さが引き寄せられるのでしょうか。
試しに(暑い)と唱えようとしましたが、やはり寒いので、すぐ挫折しました。
寒いからと、たくさん着込んで出かけると、そのうちに気味のわるい汗が
脇の下や背中にじわっと滲んできます。
加減が難しいです。
多目的トイレを見つけると、コートの下に何枚も重ね着している一枚を脱いでリュックに放り込むのですが、そうすると荷物が増えて嵩張ります。
あれもこれも物事がさくさく進まないのは、寒さのせいです。
あれこれ工夫して寒さに立ち向かうより、流れに任せて静かに冬眠する方が合理的ではないかと考える真冬の日曜日でした。
今朝もうっすら雪が積もっていました。
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寒さのせいか、元々の気質のせいか、小学生の作文のようです。
うまくいかないことは、すべて寒さのせいにしたらいいのです。
寒い寒いと震えていても、暑くなったら、
(寒いってどんな感じだったっけ?それにしても暑くてたまらん)
すっかり忘れていることでしょう。